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『旅と日々』公開記念 三宅唱監督特集 開催決定!

ヒューマントラストシネマ

三宅唱 監督最新作『旅と日々』公開記念
三宅唱 監督作品 特集上映 開催!

【概要】
■テアトル新宿 … 10/18㈯~10/23㈭
『きみの鳥はうたえる』『ワイルドツアー』『密使と番人』

■ヒューマントラストシネマ渋谷 … 10/24㈮~11/6㈭
『きみの鳥はうたえる』『THE COCKPIT』『ケイコ、目を澄ませて』
『夜明けのすべて』

■シネ・リーブル神戸 … 10/31㈮~11/6㈭
『きみの鳥はうたえる』『THE COCKPIT』『Playback』

【鑑賞料金】
一般1500円
※各種割引適用可・各種鑑賞券、株主優待券利用可
※各種ご招待券、無料券使用不可

『旅と日々』
11月7日(金)公開

毎日が旅の途中だ
強い日差しが照りつける夏の海。海岸でぼんやりと過ごしていた夏男はどこか陰のある女・渚に出会う。何を語るでもなく、なんとなく島を散策する二人。翌日、浜辺で顔を合わせた二人は、台風が近づくなか雨に打たれながら、波打つ海で泳ぐのだった……。
海で出会った二人の姿が、大学の講義室のスクリーンに映し出されている。つげ義春の漫画「海辺の叙景」を原作に脚本家の李が手掛けた物語を、授業の一環で上映していたのだった。上映後、李は学生から映画の感想を問われ、「私には才能がないな、と思いました」と答える。講義を終えた廊下で、李は魚沼教授と立ち話をする。浮かない顔の李に「気晴らしに旅行にでも行くといいですよ」と飄々とした口調で声をかける教授。ほどなく、魚沼教授が急逝したという知らせが届く。李は弔問のため、教授の弟の家を訪れる。あっけない最期に戸惑う李に、弟は教授の形見のフィルムカメラを半ば押しつけるように手渡す。
そのカメラを携え、李は思い立って旅に出る。目指すは雪深い北国。
長いトンネルを抜けると、そこには一面の銀世界が広がっていた。無計画のまま降り立った町で、宿も見つけられずにさまよううち、李はひとつの古びた宿にたどり着く。屋根には雪が積もり、今にも崩れそうなその宿を営むのは、ものぐさな主人・べん造。暖房もなく、まともな食事も出ず、布団すら自分で敷かなければならない。ある夜、べん造は「錦鯉のいる池を見に行くか」と李を夜の雪の原へと連れ出すのだった……。

出演:シム・ウンギョン 堤真一 河合優実 髙田万作 佐野史郎 斉藤陽一郎 松浦慎一郎 足立智充 梅舟惟永
監督・脚本:三宅唱
原作:つげ義春「海辺の叙景」「ほんやら洞のべんさん」
音楽:Hi‘Spec
2025年/日本/89分/カラー/5.1ch 配給:ビターズ・エンド
© 2025『旅と日々』製作委員会

『きみの鳥はうたえる』

函館の夏、まだ何ものでもない僕たち3 人はいつも一緒だった―
函館郊外の書店で働く「僕」(柄本佑)は、失業中の静雄(染谷将太)と小さなアパートで共同生活を送っていた。静雄には離れて暮らす酒飲みの母・直子(渡辺真起子)と、困ると金を無心にいく兄がいるらしい。ある日、「僕」は同じ書店で働く佐知子(石橋静河)とふとしたきっかけで関係をもつ。彼女は店長の島田(萩原聖人)とも抜き差しならない関係にあるようだが、その日から、毎晩のようにアパートへ遊びに来るようになる。こうして、「僕」、佐知子、静雄の気ままな生活が始まった。夏の間、3 人は、毎晩のように酒を飲み、クラブへ出かけ、ビリヤードをする。佐知子と恋人同士のようにふるまいながら、お互いを束縛せず、静雄とふたりで出かけることを勧める「僕」。そんなある日、店での万引きを見逃したことから、同僚の森口(足立智充)に絡まれ、それがきっかけで森口に怪我を負わせてしまう。そして静雄のもとには、母が倒れ入院したという知らせが届く。佐知子の方も、島田との関係を清算し、新たな生活を始めようとしていた。夏が終わろうとしている頃、3 人の幸福な日々も終わりの気配を見せていた……。

出演:柄本佑、石橋静河、染谷将太、足立智充、山本亜依、柴田貴哉、水間ロン、OMSB、Hi’Spec、渡辺真起子、萩原聖
脚本・監督:三宅唱
原作:佐藤泰志(『きみの鳥はうたえる』)
2018年/日本/106分/カラー/5.1ch 配給:コピアポア・フィルム
© HAKODATE CINEMA IRIS

『THE COCKPIT』

日常と創作はいつだって隣り合わせ ひとつの曲が生まれるまでを追った ユーモラスで愛おしいドキュメンタリー
ヒップホップユニット「SIMI LAB」のOMSBと「THE OTOGIBANASHI’S」のbimが楽曲を共同制作する過程をとらえたドキュメンタリー。
小さなマンションの一室で遊びからはじめた行為が徐々に形づくられ、ここでしか聞けない新曲「Curve Death Match」が完成するまでの2日間の様子を追い、アーティストたちの日常と地続きの創作風景を映し出していく。

出演:OMSB、Bim、Hi’Spec、VaVa、Heiyuu
監督・編集:三宅唱
2014年/日本/64分/カラー/スタンダード 配給:Pigdom
©MIYAKE Sho

『夜明けのすべて』

「出会うことができて、よかった」 人生は想像以上に大変だけど、光だってある―
月に一度、PMS(月経前症候群)でイライラが抑えられなくなる藤沢さんはある日、同僚・山添くんのある小さな行動がきっかけで怒りを爆発させてしまう。だが、転職してきたばかりにもかかわらず、やる気が無さそうに見えていた山添くんもまたパニック障害を抱えていて、様々なことをあきらめて、生きがいも気力も失っていたのだった。職場の人たちの理解に支えられながら、友達でも恋人でもないけれど、どこか同志のような特別な気持ちが芽生えていく二人。いつしか、自分の症状は改善されなくても、相手を助けることはできるのではないかと思うようになる。

出演:松村北斗、上白石萌音、渋川清彦、芋生悠、藤間爽子、久保田磨希、足立智充、りょう、光石研
原作:瀬尾まいこ『夜明けのすべて』(水鈴社/文春文庫 刊)
監督:三宅唱 脚本:和田清人 三宅唱
音楽:Hi’Spec
2024年/日本/119分/カラー 配給:バンダイナムコフィルムワークス=アスミック・エース
©瀬尾まいこ/2024「夜明けのすべて」製作委員会

『ケイコ 目を澄ませて』

逃げ出したい、でも諦めたくない
生まれつきの聴覚障害で両耳とも聞こえないケイコは、再開発が進む下町の小さなボクシングジムで鍛錬を重ね、プロボクサーとしてリングに立ち続ける。嘘がつけず愛想笑いも苦手な彼女には悩みが尽きず、言葉にできない思いが心の中に溜まっていく。ジムの会長宛てに休会を願う手紙を綴るも、出すことができない。そんなある日、ケイコはジムが閉鎖されることを知る。

出演:岸井ゆきの、三浦誠己、松浦慎一郎、佐藤緋美、中原ナナ、足立智充、清水優、丈太郎、安光隆太郎、渡辺真起子、中村優子、中島ひろ子 仙道敦子、 三浦友和
監督:三宅唱
原案:小笠原恵子「負けないで!」(創出版) 脚本:三宅唱 酒井雅秋
2022 年/日本/99 分/カラー/ヨーロピアンビスタ 配給:ハピネットファントム・スタジオ
©2022 映画「ケイコ 目を澄ませて」製作委員会

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